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量り売り・店頭精米のお米屋 

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お店と関係ない話ですが興味深く番組だったので。

「病の起源」の再放送が始まってて、昨日は「うつ病」の特集だった。最初の方は見てないのですが(魚の実験の辺りからみました)、とても興味深い内容だったのでおさらいです。

農耕が始まり文明が起きたことにより富が生まれ必然的に格差が生まれる。
富の獲得のため競争が起こる、その時脳内ではストレスホルモンが活性化され扁桃体の活動レベルが高まる。
扁桃体の酷使によってうつ病が発生するメカニズムが見てとれるようになり、扁桃体を酷使しない生き方がうつ病を抑えるために必要だと提言される。
今も狩猟採集で生活している人達いる、彼らの扁桃体レベルを測ると先進国の人とは格段の差がある。知っている人は知っていると思うけど狩猟採集民は富を独占することはない、獲物は必ず公平に分配される。
面白い実験データが提示される。(被験者は現代人)
お金の配分を3つに分けて提示し、それぞれで扁桃体の活動レベルを測定する。
①自分により多く分配される、②公平に分配される、③相手により多く分配される
②の時ほとんど扁桃体は活動しない、しかし①は高く、③は更に高い。
①と③の提示があるととても高いストレスがかかる。
富を独占しても富を獲得出来なくてもいずれにしても扁桃体に負荷がかかる。
狩猟採集民にストレスはない、彼らへのインタビューでそれが理解される。
常に皆が公平であり一体である事を意識している、富の独占も否もない。

今更狩猟採集生活に戻るのは難しい、しかし「ストレスフリーな生き方とは分け与える事なのだ」、とも言える今回の番組内容から、今の経済社会でもそれを実践しながら生きることは可能だろうとも思いました。

競争社会を危惧する風潮は社会に常にあるのだけど、「競争社会にNO!」「新自由主義経済NO!」など声高に叫んでもいまひとつ耳に響かないような気もします。
しかしこのように脳科学的だったり、人類の歴史的に説明されると説得力がまします。

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